失明リスクから目を守る!失敗しない保護メガネの選び方

保護メガネ 保護具

DIYや建設現場での作業中、金属片や粉じん、薬品が目に入るリスクは常にあります。

たった一瞬の油断が、重大な事故につながることも。

この記事では、保護メガネの種類や選び方、使用時の注意点まで、現場経験者やDIY愛好者にも役立つ内容をわかりやすく解説します。

保護メガネの必要性

• 飛来物、粉じん、薬品などによる目の損傷を防ぐ

• グラインダー作業での金属片飛散

• 木工での粉じんや削りカス

• 塗装や薬品取り扱い時の飛沫

• 紫外線・赤外線による目の損傷(溶接など)

• 産業災害での「目のけが」は意外と多い

• 法令で着用が義務づけられている場合もあり


保護メガネの種類

ゴーグルタイプ
・密閉性が高く、粉じん・薬品に強い

・顔と目の周囲を密閉して保護

・粉じんや液体飛沫に強い

・塗装・薬品取扱いに最適

メガネタイプ

・軽量で視界が広い。短時間の作業やDIY向け

・見た目は普通の眼鏡に近い

・軽量で装着しやすい

・DIYや短時間の軽作業向け


フェイスシールド

・顔全体を保護。グラインダー作業などに最適

・顔全体を保護するタイプ

・飛散物の多い作業に向いている(グラインダー、旋盤など)

・メガネと併用可


作業別の選び方

作業内容推奨メガネタイプ理由
木工・金属切断メガネ+フェイスシールド併用飛び散る破片に対応
溶接遮光ゴーグル光・紫外線から目を守る
塗装・薬品取扱いゴーグルタイプ飛沫や揮発成分を防ぐ
屋外DIYや解体作業メガネタイプ+曇り止め軽快に動きつつ視界確保


サイズとフィット感の重要性

どんなに性能が高くても、隙間が空いていたら異物は侵入します。
以下のポイントをチェックしましょう

• 顔のカーブに合っているか?隙間があると保護効果が半減

• 調整可能なノーズパッドやバンド付きが◎

• 作業中にズレないか?


メガネ併用者向けの選択肢

オーバーグラス型
• 普通のメガネの上から装着できる
• 安価で手軽
• 若干ごつめのデザインが多い


度付き保護メガネ
• 専門業者で注文
• フィット感・見やすさともに抜群
• 長期的に使用する方にはおすすめ


レンズの材質とコーティング

ポリカーボネート
・軽くて強度が高い(一般的)

アクリル
・安価だがやや割れやすい

曇り止めコート
・マスク使用時や夏場の作業に便利
・UVカット機能付き
・屋外作業での紫外線対策に


傷防止コート
・長持ちさせたい人におすすめ


使用上の注意とお手入れ方法

• 使用前後はレンズの傷や曇りを確認

• ゴムバンドの劣化・緩みはないか


お手入れ方法
• 水で軽く流してから、柔らかい布で拭き取り
• 洗剤は中性を使用(研磨剤入りはNG)
• 高温での保管や直射日光は避ける


定期的な交換も忘れずに(目安:半年〜1年)


まとめ

保護メガネは「安ければOK」ではありません。
正しく使うことで、安全性は大きく向上します。
自分の目を守るためにも、正しい知識で選定を行いましょう。

作業内容に合ったタイプを選び、サイズ調整や機能性にもこだわることで、初めて目を守る本来の役割を果たします。

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