ネジゲージって何?栓ゲージとの違いをわかりやすく解説

栓ゲージ 測定工具

ネジの精度を確認する時に欠かせないのが「ネジゲージ」や「栓ゲージ」。

でも、いざ使う段階になると「どっちがどっちだっけ?」「何を測る道具なの?」と迷うことはありませんか?

この記事では、ネジゲージの基本と、よく混同されがちな栓ゲージとの違いについて、現場目線でわかりやすく解説していきます。


ネジゲージとは?

用途:ネジ穴(めねじ)やボルト(おねじ)の精度・合否判定に使うゲージ

種類
• プラグゲージ(めねじ用)
• リングゲージ(おねじ用)

GO/NO-GOの意味
• GO(通る)側は通ればOK、NO-GO(通らない)側は入らなければOK

栓ゲージとは?

用途:主に円筒形の穴(ネジなし)の内径をチェックするゲージ

主な使用場所:ベアリングのはまり具合や加工穴の精度確認など

形状:ただの円筒棒のような形状

• これもGO/NO-GOの2段式が多い

ネジゲージと栓ゲージの違い

比較項目測定対象用途形状代表的な種類
ネジゲージネジ
(めねじ・おねじ)
ネジの合否判定ネジ付きのゲージプラグゲージ
リングゲージ
栓ゲージ穴の内径(非ネジ)穴の径の合否判定滑らかな円筒状プラグゲージ
(栓ゲージ)

使用時の注意点

• 測定面にゴミやバリがないか確認

• ゲージを無理に押し込まない

• 使い分けをしっかり理解しておく

• 精密工具なので保管と取り扱いに注意

まとめ

ネジゲージと栓ゲージは一見似ていますが、「測る対象」が違います。

ネジの有無で使い分けるのがポイントです。

現場でしっかり使い分けられるよう、基本を押さえておきましょう!

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