工事現場での保護服の選び方

保護福 作業用道具

今日は「保護服の正しい選び方」について解説します

工事現場では、天候や作業内容によって最適な保護服が異なります

この記事では、安全性・機能性・コスト面から保護服の選び方を紹介します

保護服の用途別選び方

保護服には多くの種類があります
まずは、自分の現場に合ったタイプを選びましょう

代表的な用途別分類
• 防塵服:粉じんの多い作業(解体、研磨、塗装など)

• 耐熱・難燃服:溶接・炉前作業など火や高温にさらされる現場

• 防水服:雨天時の作業、上下水道工事など

• 帯電防止服:電子機器を扱う現場、火花のリスクがある現場

保護服の安全性を確認する

JIS規格またはCEマークなどの基準を満たしているか

作業内容に合った素材・厚み

通気性 or 耐久性、どちらを優先すべきかは現場次第

視認性・カラーも安全に直結、夜間や交通量の多い現場では反射テープ付きやハイビズカラー(蛍光色)が良い

着心地の確認

暑さや動きにくさでパフォーマンスが落ちてしまっては本末転倒ですので、下記項目も確認すると良いです

• ストレッチ素材:高所作業やしゃがみ作業に対応

• 吸汗速乾性:夏場の熱中症対策に

• インナーとの組み合わせ:重ね着前提でのサイズ選びも重要

コスパと耐久性どちらを選ぶか

使い捨てタイプか洗えるタイプ

使い捨てタイプの特徴

• 一回使用したら廃棄するタイプ

• 不織布(ポリプロピレンなど)素材が多い

• 軽量で安価 • 通気性があるが、耐久性は低め

メリット
• 衛生的:感染リスクがある現場(医療・消毒作業など)で安心

• 管理が簡単:洗濯・保管が不要

• コスト管理がしやすい:使った分だけ補充

デメリット
• 繰り返し使用できない:長期コストはかかる場合も

• 耐久性が弱い:物理的な作業には向かない場合あり




洗えるタイプの特徴

• 繰り返し洗濯して使えるタイプ

• ポリエステルや綿混紡、ナイロンなどの丈夫な素材が多い

• 耐久性・防護性能が高い

メリット
• コスト削減:長期的には安上がり

• 環境にやさしい:廃棄物削減

• 作業に強い:建設や塗装、溶接などで使いやすい

デメリット
• 洗濯・管理が必要:手間がかかる

• 洗うごとに性能劣化の可能性あり(特に防水、防薬性能)


用途別の選び方(参考)

感染対策(医療・消毒)→使い捨てタイプ

工場作業・溶接・塗装→洗えるタイプ

ホコリ・汚れ防止(短時間)→使い捨てタイプ

屋外作業・重機まわり→洗えるタイプ

まとめ

保護服は「安全装備」であると同時に、「作業効率を左右するツール」です。

快適で安心な作業環境づくりのためにも、定期的な見直しとアップデートをおすすめします

コメント

タイトルとURLをコピーしました